サイコパスの素顔

小説を書いています。映画レビューもしております。

第6弾 『デイ・アフター・トゥモロー』

 

どーも! ユアセルフ です!

 

今回紹介する映画作品は『デイ・アフター・トゥモロー』!!

ここ最近、やたら寒くて体が凍えそうです。凍える……というわけで、この作品を思い出しました。

 

 

監督 ローランド・エメリッヒ

主演 デニス・クエイド / ジェイク・ギレンホール / イアン・ホルム

原題 『The Day After Tomorrow

ジャンル パニック

上映時間 124

 

2004年に制作された本作。

ユアセルフ 傑作であると断言します!

というのも、異常気象を描いた作品はこの世に腐るほどあり、結構B級作品が多いんですが、本作『デイ・アフター・トゥモロー』は、そこら辺の駄作とは比較にならないほどおもしろいんです!

それもそのはず、本作の監督は、「インディペンデンス・デイ」や「ホワイトハウス・ダウン」などの大ヒット作品を生み出してきた「ローランド・エメリッヒ」監督です。

 

ここまで有名で、2004年の映画となると、知らない人はいないんじゃないかと思うほどです。

 

それでも、知らない人や観たことのない人がいるというのであれば、今すぐ購入するなりレンタルするなりして、ホットココアでも飲みながらご覧ください。

 

 

・ストーリー

古代気象学者のジャック・ホールは、地球温暖化による世界規模の大災害を予告する。そのことを様々な学者や大統領の前で報告するが、深刻に受け止めてはもらえなかった。

しかし、次第に、急激な温度変化やハリケーン、鳥の大群の奇妙な移動など、大災害の予兆が見えてくる。

そしてついに、ジャック・ホールの仮説が証明されることとなってしまう……

ロサンゼルスが巨大な竜巻によって壊滅。オーストラリアでも史上最強の台風に見舞われる。そして東京、ニューヨーク、ロンドンなどの大都市にも、次々に異常気象が襲い掛かる。

果たして人類は、想像を絶するこの異常気象を乗り越えることができるのか……

――将来的に迎えると言われた氷河期が、現代に到来する。

 

 

はい、いかがでしたでしょうか。

ストーリーはこのような感じになっています。

ここからは ユアセルフ 個人の感想を述べていきます。

 

 

寒い!!

観ている最中ふと手元を見ると、あまりの寒さにホットココアが凍りついてしまっていました(ごめんなさい……ウソです)。

 

とにかく、寒いって嫌ですね。そう思わされる作品でした。

でも、雪に包まれた大都市の姿は美しくもありました。

人類がコツコツ積み上げてきた文明の姿が、いとも容易く壊滅していく景色は、容赦がない。けれど、その自然の猛威の姿は美しかったです。

どんなに傲慢な態度でこの世界の頂点に立った気でいても、やはり人類は、世の流れを司る自然の前では、手も足も出ない。

それが目に見えて分かる、素晴らしき作品でした。

 

それともう一つ、この作品の中では、異常気象と闘う古代気象学者のジャック・ホールの他に、その息子、サムの闘う姿も描かれています。

 

サムのいるニューヨークでは、豪雨や巨大な高潮が襲い、外に出ただけで寒さのあまり死んでしまうほどの被害を受けます。

そこでサムは、父、ジャックの助言を聞き入れ、寒さを乗り越える方法を多くの避難者に伝えようと奮闘します。

そんな彼の姿に、応援したくなる気持ちになるも、誰だか分からぬそんな若造の言葉に耳を傾けてくれる人はほんの僅かしかいませんでした(現実でもおそらく他人の言葉なんてそう簡単には信じてもらえないよね……)。

そのシーンが、何とも言えないもどかしさを感じました。

サム一人の言葉がもっと多くの人の心に届いたのであれば、助けられる命もさらに増えたのではないかと、残念な気持ちが残るばかりです。

 

本作はただのパニック映画ではなく、現実でも実際に起こりうる環境問題がテーマです。

異常な気象変化に興奮を覚えたり、その状況を乗り越えようと奮闘する親子の姿に感動したりと、非常に考えさせられることが多い作品となっております。

 

是非、本作をご覧いただき、我々が生きるこの地球の未来を考えてみてはいかがでしょうか。

守りたい愛がある 救いたい未来がある

それでは、今回の映画紹介はこのへんで……