サイコパスの素顔

『サイコパス』を主とする小説を書いていきます

第10弾 『ウィッチ』

 

どーも! ユアセルフ です!

 

今回紹介する映画作品は『ウィッチ』!!

「アニヤ・テイラー=ジョイ」が映画「スプリット」の主演に抜擢されることとなった映画作品です。

 

 

監督 ロバート・エガース

主演 アニヤ・テイラー=ジョイ / ラルフ・アイネソン / ケイト・ディッキー

原題 『The Witch

ジャンル ファンタジーホラー

上映時間  93

 

『スプリット』を観た影響で、「アニヤ・テイラー=ジョイ」のことが気になってしまいました。

繊細な表情で演技する彼女の姿に ユアセルフ 心を奪われてしまったのです。

そんな彼女が出演しているとのことで、今回、この映画を観てみたわけです!

最も不気味で、最も美しい――

この言葉に好奇心を掻き立てられながら、いざ、ストーリーへ。

 

 

・ストーリー

信仰の問題で、町から追放されることとなった家族。

父、母、そして子が5人の大家族。僅かな食料と荷物を持ち、馬に引かれながら町を後にします。

辺鄙な土地で、神に祈りを捧げながら、謙虚に慎ましく生きよう、そう思って新たな生活を始めます。

しかし、突如にして、家族に災難が降りかかることに……

一番下の子、サムが忽然と姿を消したのです。

目を離した隙にいなくなってしまったサムは、まだヨチヨチ歩きもできない赤子です。お守りを任されていた長女「トマシン」は焦りふためきます。

森の中へと急ぎ、必死に探します。だが、見つかることはなく、夜を迎えてしまいます。

もうこれ以上は危険だ、と判断した父の言葉で、皆は悲しみながらも諦めることになりました。

悲嘆に暮れる母の姿に、皆は言葉がありません。父は、これからはいいことがきっとある、と慰めの言葉をかけます。

だが、その出来事は、始まりに過ぎなかったのです。

長男の「ケイレブ」が森で行方不明になり、しばらくしてから見つかるも、体調が悪く今にも死んでしまいそうな状態に……

――まるで「魔女に呪いをかけられた」かのようでした。

母は、真っ先にトマシンを疑います。

「違う! 私じゃないっ!」と泣きながら弁解するトマシンを無視し、「サムがいなくなった時も、ケイレブがいなくなった時も、いつもあなたがそばにいたじゃない! あなたは魔女よ! 出ていきなさい!!」と怒りが収まらない様子で怒号を放ちます。

その母をなだめようとする父も、トマシンは魔女かもしれないと疑い始めつつ、家族の間に疑心暗鬼が生じることに。

最終的にトマシンは、母屋とは別の離れた家畜小屋に一夜間閉じ込められてしまいます。

魔女を隔離したから、これで大丈夫だ。そう思った父は、次の日の朝、信じられないものを目にすることに……

 

 

はい、いかがでしたでしょうか。

ストーリーはこのような感じになっています。

ここからは ユアセルフ 個人の感想を述べていきます。

 

 

不気味すぎる……

ユアセルフ 非常にブラックな気持ちになりました。

 

舞台は17世紀。

『魔女』という存在が、信仰心の強い信者にとって最も恐れられていた時代です。

魔女狩りの知識がある人はお分かりだろうが、魔女かもしれないと一度疑いをかけられた女性は、もう何を言っても助かりません。残酷な拷問を受け、挙句の果てには命まで奪われてしまいます。理不尽な行いが許されるほど人々に恐れられた存在、それが『魔女』なのです。

 

本作は、そのような拷問の類はないものの、魔女と疑われた長女「トマシン」が一人苦悩し、信じてもらえない絶望感に心揺れ動く姿がかなりリアルに描かれています。

 

家族すらも、身内の不幸を娘のせいにするあたりが、本当に『魔女』の存在を恐れているんだろうな……、と思わされました。

 

本作は思っていた以上に気味の悪い作品です。

ハッピーエンドで終わるおとぎ話の、本当は怖い裏話を聞かされているような感覚で、それでいて、真実味のある恐怖。

体の芯から震えるような分かりやすい恐怖とは少し違い、怖いという感情を通り超えた何か別の感情、体の芯が凍ってしまったかのような感覚を覚えました。

 

腹を抱えて笑えるコメディ映画や、ハラハラドキドキを楽しめるアクション映画を期待している人は、本作を観ることをおすすめしません。

 

かなり不気味な作品であることを覚悟して、静かな夜に、一人で、ただ黙って、本作を観てください。

 

素晴らしい構成や撮影技法、「アニヤ・テイラー=ジョイ」の演技を含め、おもしろいことは保証します。

 

それでは、今回の映画紹介はこのへんで……