サイコパスの素顔

小説を書いています。映画レビューもしております。

第15弾 『スラムドッグ$ミリオネア』

 

どーも! ユアセルフ です!

 

今回紹介する映画作品は『スラムドッグ$ミリオネア』!!

日本版「クイズ$ミリオネア」を知っている人も多いのではないでしょうか。

 

 

監督 ダニー・ボイル

主演 デブ・パテル / フリーダ・ピント

原題 『Slumdog Millionaire

ジャンル ヒューマンドラマ

上映時間 120

 

イギリス発祥の世界的クイズ番組「フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア」。

昔テレビでやっていた日本版「クイズ$ミリオネア」が懐かしいですね。

 

本作『スラムドッグ$ミリオネア』は、インドのムンバイにてそのクイズ番組に出演するジャマールという少年の物語を描いています。

 

本作はイギリス映画なのですが、インドでのオール・ロケーションです。

そのため、圧倒的リアリティで描かれていて大変面白いです!

 

それでは、どうぞ!!

 

 

・ストーリー

インドのスラム街で育ったジャマール。

彼はテレビの人気番組『コウン・バネーガー・カロールパティ』(クイズ$ミリオネア)に出演する。

一問一問が難題であり、スラム街で育った無学の彼には到底解けるはずはなかった。

しかし彼は、冷静な顔つきで次々に正解を導いていく。

そして、最後の問題を迎え、それに答えることができれば賞金2000万ルピーという大金を手にすることができる状況へと。

だが、危機を感じた司会者は、不正であると言いがかりをつけ彼を警察に逮捕させる。

警察の取り調べで語られる話の数々、正しい答えを言うことができるその真実、ジャマールの歩んできた人生が、今、語られる。

 

 

はい、いかがでしたでしょうか。

ストーリーはこのような感じになっています。

ここからは ユアセルフ 個人の感想を述べていきます。

 

 

――人生に無駄なことなど一つもない!!

 

ユアセルフ まずこの一言から始まりました。

 

実話ではないにしろ、この物語のような現実があると、スラム街のような劣悪な環境で育つ子供たちも夢を持つことができるのではないかとしみじみ思いました。

 

しかし、本当にインドの実態はこのような感じなのでしょうか。

貧富の差がとても激しく、親を亡くした貧しい子供たちが大人に騙され、物乞いをする姿は ユアセルフ 心に来るものがありました!

 

したくもないことをするしかない。

盗み・殺人などの罪深いことも、生きるためには仕方のないことなのかと、考えさせられました。

 

そして、いつも裏切ったりしていたジャマールの兄が、死ぬ覚悟をもって弟のジャマールを助ける姿は、やはり血の繋がった兄弟であると心を打たれました!

 

さらに、ジャマールとラティカとの『愛』にも注目です!

必ず君を見つけ出す これは 運命だから

 できればご自分の目で観て確認してほしいのですが、『愛』というものは『運命』でもあり、誰にも邪魔できないものなのですね。

 

最後に一言……

 

それにしても、踊るんですね♪

 

本作はイギリス映画だと ユアセルフ 最初の方で言ったと思います。

しかし、インドでのオール・ロケーションです。

そりゃ、踊りますよね!!

 

物語の最後でジャマールとラティカがふたりで、いや、大勢で踊るんですけど、その姿を観ると、やっぱりインドだなーと再認識できました!

 

すべてをひっくるめて、本作『スラムドッグ$ミリオネア』はとても面白かったです!

 

2008年の映画と少し古いですが、是非皆さんに観てもらいたい一作です!

 

それでは、今回の映画紹介はこのへんで……