第21弾 『モーテル』
はいはい! ユアセルフ です!
今回紹介する映画作品は『モーテル』!!
単純明快な快楽殺人!
宿泊料、イノチ……
監督 ニムロッド・アーントル
主演 ルーク・ウィルソン / ケイト・ベッキンセイル
原題 『Vacancy』
ジャンル サスペンス・スリラー
上映時間 85分
なんかないかなぁ~、なんかなぁ~、ホラーがいいなぁ~……。
と思っていろいろ探していた時に目についたのが、本作『モーテル』です!
制作2007年。
ちょっと古いかな~、と思いつつも、主演「ケイト・ベッキンセイル」の名を見て、すぐさまテレビにロックオン!!
んじゃ、前置きはなしにしていきますかぁ~!
・ストーリー
愛が冷め切った夫婦(夫:デビッド 妻:エイミー)が夜遅く、車で自宅へと向かっていた。
眠気と格闘しながらハンドルを握るデビッドは、道の真ん中にいたアライグマをギリギリで避ける。だがしかし、そのせいでエンジンが故障してしまった。
変なエンジン音が聞こえてくる不安に駆られるも、たまたま立ち寄った田舎町の古びたガソリンスタンドで親切な整備士に見てもらえることに。
でも結局車は故障してしまい、街灯もない暗闇の中で立ち往生。
どうしようもなく、徒歩で道を引き返したふたりは、再び整備士に見てもらおうと思った。でもさすがに夜遅すぎて、整備士は帰ってしまっていた。
ふたりは仕方ないと諦め、近くのモーテルで一泊することに。
だがエイミーは、泊まることを頑なに嫌がる。モーテルの支配人の奇妙さと、古びたモーテルの汚さを見れば、その気持ちも理解できる。
そして案内されたスイートルームは、案の定汚かった。ゴキブリはいるわ、水道水は茶色いわ、ふたりは疲れと不満で苛立っていた。
部屋に入ってしばらくすると、突然電話が鳴り響いた。しかし相手は無言のまま。いたずら電話に困惑していると、今度は玄関口にノックの音が響き渡る。
しかし外には誰もいない。
そしてまた電話が鳴り、けたたましいノックが響く。さらには隣の部屋から壁を突き破るかの如く、叩く音が轟音で響いてくる。
非常識な野郎をどうにかしてやろうと思ったデビッドは「やめろ」と訴える。だがより一層強く壁を叩いてくるお隣。さすがに怒りを覚えたデビッドはフロントに文句をつけに行く。
しかし、支配人曰く「今日のお客さんはあなたたちだけ」とのこと。「だったら隣の迷惑野郎は何なんだ?」と疑問を投げつけるデビッドに対して、「たまに忍び込む連中がいるんですよね」と曖昧に答える支配人。「どうにかしろ!」と頼む夫は、後のことを支配人に任せ、自室に戻ることに。
そしておもむろにテレビをつける。しかしテレビはどのチャンネルも砂嵐だった。
テレビの上に何本かのビデオが置かれていることに気づいたデビッドは、退屈しのぎにデッキに入れてみる。
驚くことに、そこに映った映像はおぞましくグロテスクなものだった。エイミーはその映像を嫌がり「止めてくれ!」と懇願するが、デビッドは興味本位で観続ける。
そして気づいてしまったのだ。
そこに映る悪趣味な映像が、今自分たちが止まっている部屋で行われているということに……。
はい、いかがでしたでしょうか。
ストーリーはこのような感じになっています。
ここからは ユアセルフ 個人の感想を述べていきます。
……うん。いいねぇ~!
設定はわかりやすい。というかド定番の設定。
あまり人が立ち寄らなそうな田舎町でイカれた快楽殺人鬼が人殺しに精を出すお話です。
モーテルに足を踏み入れた直後にわかるヤバい感……支配人が醸し出す嫌な雰囲気にいち早く感ずくエイミー(ケイト・ベッキンセイル)の言葉を素直に聞いておけば……。
ユアセルフ もし自分だったらどうするか? と問いかけてみました。
すると、答えはあっさりと出ました。
絶対ぇにあんな汚いモーテルなんかに泊まるもんか!
暗くても狭くてもいい!
車の中で朝を待つ!
でもまぁ、それじゃ物語が展開しないんですけどね……。もしそうだったら上映時間15分ぐらいで話が終わってしまいそう……あはは(ここ、笑うとこ)。
それで結局、デビッドとエイミーのふたりがどうなるのかは、自分の目で確かめてください。ありきたりな設定のため、これ以上深く感想を書いてしまうとネタバレになってしまいそうで怖いです……(ある意味ホラー)。
ですからどうか、気になった方は今すぐにでもご覧になってください!(別に今すぐじゃなくてもいいよ。仕事中だったらなおさらだね。なんだったら、モーテルに泊まった時にでも観て)。
ということで、ケイト・ベッキンセイルの若さにびっくりした本作『モーテル』、どうぞお楽しみください!
以上、ユアセルフ でした……