サイコパスの素顔

小説を書いています。映画レビューもしております。

第25弾 『パージ』

 

はいはい! ユアセルフ です!

 

今回紹介する映画作品は『パージ』!!

浄化を意味する「パージ」という名の法律が制定された!?

 

 

 

監督 ジェームズ・デモナコ

主演 イーサン・ホーク / レナ・ヘディ

原題 『The Purge

ジャンル スリラー

上映時間  85

 

あらゆる犯罪が1年に一晩 合法となる法律

 

この作品に辿り着いたのは……『パージ:大統領令』という作品を見かけたからです。その作品が『パージ』シリーズの3作目ということを知り、だったら本作『パージ』を先に観ようじゃないかと思ったわけです!

ということで、今回の紹介に引き続き、次回はシリーズ2作品目の『パージ:アナーキー』、そしてその次に『パージ:大統領令』を紹介致します。

因みに、本作の映画に惹かれたもう一つの理由として、あの『トランスフォーマー』シリーズの監督を務めた「マイケル・ベイ」監督が製作に関わっているということを知ったことにもあります。

 

これは観るしかないでしょ!!

 

さっそく本作『パージ』を観ていきましょう!!

 

 

・ストーリー

アメリカ合衆国2022年、321日。今年も「パージ」の日がやってきた。

アメリカ全土で行われる「パージ」によって、アメリカの人口は抑制され、犯罪率・失業率は1%までに低下し、経済状況も増加を辿っていた。

全体主義による統治を行う「新しい建国の父たち」。その名の集団が設けた法律が「パージ」である。1年に1度、すべての犯罪が合法化される夜、19時から次の日の7時まで、警察・消防・医療サービスがすべて停止される。

そして殺戮の時間が始まるのだ。

暴力的本能を心の内に秘めた民衆が、その想いを一斉に解き放つ夜。復讐、娯楽、理由は人それぞれ。隣人を殺し、ホームレスを殺し、町は血で染まっていく。

富裕層の居住区に住むサンディン家は、防犯設備を整え、一夜を安全に過ごすはずだった。妻と子供ふたり(娘と息子)と4人で外の惨状に怯えながらも、耳を塞いでいた。

だがしかし、息子のチャーリーが自衛のできないホームレスの男を匿ってしまう。

それをきっかけに「パージ」を楽しんでいた若者パージ集団を怒らせてしまった。

獲物であるホームレスを引き渡せば、穏便に事を済ませる。だが逆らえば、家族全員皆殺しにすると言われたサンディン家は、家族を守りたい気持ちと人道に背く気持ちとの葛藤を迫られる。

果たして彼らは、残虐な若者パージ集団にホームレスを差し出すのか、それとも、人としての正義に従い若者と闘う道を選ぶのか。

12時間の殺戮の夜、彼らは生き残ることができるのか……!?

 

 

はい、いかがでしたでしょうか。

ストーリーはこのような感じになっています。

ここからは ユアセルフ 個人の感想を述べていきます。

 

 

わお、わお、わお!

 

とりあえず先に言っておきます。低予算の割には、意外と良きかな!

面白いか面白くないかは、正直意見が分かれるかも……。

 

でもでも ユアセルフ はこんな感じの映画、大好きです!!

 

なんでかって? 「人を殺しても許される」って……その設定がいいからです

 

法律で一切の犯罪を許容してくれる社会など、現実ではありえない。国がそんなことをするはずもないし、倫理観に囚われた人間の多くは簡単に受け入れられるわけがない。

 

でも実際のところ、この映画の中では、バンバンバンバン殺戮をしていきます

躊躇なく、情けもなく、理性を超えた暴力性が描かれているんです!

 

まぁ、おもしろい! 

もう一度言います。

まぁ、おもしろい!!

 

家族vs.若者パージ集団というストーリーはとても分かりやすく、パージという法律によってどのような社会が形作られているのかと、世界観の説明という観点からいえば、描き方は文句なしです。

残虐性は幾分少ないようにも思われますが、グロいシーンが苦手な人でも観ることのできる親切映画かと……(物足りない人は極めてサイコ)。

そしてそして、次回作の『パージ:アナーキー』へと繋がっていくのだと思われます(ストーリーは繋がっていないらしい……)。

 

85分と時間としては短く、飽きずにスリルを味わうことができます!

 

最後となりますが、一言だけ言わせてください。

 

人付き合いの良さような隣人には……お気をつけて……

 

以上、ユアセルフ でした……