第27弾 『パージ:大統領令』
はいはい! ユアセルフ です!
今回紹介する映画作品は『パージ:大統領令』!!
パージシリーズ、3作品目です!
監督 ジェームズ・デモナコ
主演 フランク・グリロ / エリザベス・ミッチェル / エドウィン・ホッジ
原題 『The Purge: Election Year』
ジャンル スリラー
上映時間 109分
いよいよです! 観たかった作品に追いつきました!
『パージ』『パージ:アナーキー』と続いたシリーズも、本作『パージ:大統領』にて完結です!
(実のところ、4作品目『The First Purge』が全米では公開されている。日本ではまだ……)
ここまで観た方ならもう今更説明することはないでしょうから、物語の設定・背景はすっ飛ばしていきますね!!
・ストーリー
パージによって家族を皆殺しにされた女性議員、ローン。彼女はパージ制度を廃止させるために大統領選に出馬した。
しかしそのことを「新しいアメリカ建国の父たち」が黙っているわけもなかった。
ローンの存在を危険視した彼らは今までのルールを変更し、議員のパージ対象の免除を無効とした。そして部隊を使うことで、ローンの殺害を目論んだ。
3月21日、警察も病院も機能しないパージの夜が訪れ、ローン議員は逃げも隠れもせずにわずかな護衛を傍においてパージを乗り越えようと考える。その護衛の中の一人にレオ(前作の警察官)がいた。
だが事態は最悪な方向へと進んでしまう。護衛の中に裏切り者がいたことで、ローンは一瞬のうちに危機的状況へと陥る。機転の利いたレオのおかげで一時は危険を回避することに成功するが、イカれるパージ共の蔓延る街の中へと放り込まれてしまった。
パージの夜を乗り越え、大統領選で当選する。そうすることでしか狂った制度である「パージ」を止めることはできない。
しかし、この一夜を乗り越えることがまず可能なのか……?
反パージ集団もパージの夜にある計画を企て、レオとローン議員、多くの善良な市民が交わりながらも、血と狂気に染まった大統領選が近づいていく。
この狂気の世界でゴールはひとつ――生き残れ
はい、いかがでしたでしょうか。
ストーリーはこのような感じになっています。
ここからは ユアセルフ 個人の感想を述べていきます。
えっ……マジでっ!?
パッケージの左の人、出演時間2分くらいじゃん……。
というわけで、感想です!
「エリザベス・ミッチェル」の肝が据わっている様はいいですね~! 彼女が出演していた海外ドラマ『LOST』『Revolution』を思い出しました。
過激さはシリーズ最高潮です!
態度の悪い女子高生がイライラしましたが、躊躇なく車で轢いた後のショットガン顔面ブチ込みは爽快でしたね!
他にも、一作目から本作まで通して登場した唯一のキャラ「ホームレス」(ビショップ)の活躍がありましたね。
反パージ集団を引っ張っていくほどの成長が凄い!
今考えると、一作目でサンディン家が助けなかったらこうはならなかった。そしてパージ制度も……っと、おっとっと。ネタバレになってしまいそうでした。ごめんなさい!
え~、本作を含め、「パージ」シリーズすべてを観たことになります。
そこで総括した感想です。
残虐非道でありながら、なかなかパージ制度はよかったと思います!
犯罪率・失業率が激減した結果は非常に合理的で、政府が意識的に貧民層をターゲットにしていたという事実さえ除けば、割と悪くない制度だと思いました。
倫理観や道徳観が真っ白な状態の国家であれば、意外と現実に化すかもしれません。そのくらい、政策としては素晴らしかったです。
ですがどうか、そんな世界を目にすることがないように……誰も傷つくことのない方法で国を維持させていきたいものですよね。
AIの導入により、確実に失業率は増していきます。
人口増加に伴い、確実に犯罪率は増えていきます。
意外とこの映画は、今後世界が進む未来の一つを描いているのかもしれませんね。
以上、ユアセルフ でした……