サイコパスの素顔

『サイコパス』を主とする小説を書いていきます

XXIV. ホットケーキ

 

 サイコパスは、ホットケーキを焼いた。

 

 よくイメージ図にあるような3段に積み重なったホットケーキ。一番上にはお決まりのバターを乗せてみる。

 まだあったかいホットケーキがバターをじっくりと溶かしていく様に心が温まる。

 

 料理は好き。

 料理を作ることが楽しすぎて、週末は朝から晩までキッチンに立っているなんてことも結構ある。

 

 料理の中でも、特にお菓子作りをするのが好きなの。

 今日はホットケーキを焼いたけど、クッキーやプリンを作るのも好き。

 

 サイコパスは、ホットケーキを一口食べる。

 

 うん、甘くておいしい。

 

 作るのは好きだけど、もちろん食べるのも好きなの。

 太っちゃうから食べすぎはいけないと自分に言い聞かせているけど、甘いお菓子には目がなく、ついつい食べちゃうの。

 

 サイコパスは、出来上がったホットケーキの量を確認する。

 

 さすがに今回はたくさん作りすぎちゃったかも。

 ひとりじゃ食べきれないかな……

 

 でもこういう時は、みんなにも食べてもらえば問題解決。

 残して捨てちゃうのはもったいないから、お友達にお裾分けするの。

 きっとみんな「おいしい!」って言ってくれる。

 

 サイコパスは、ホットケーキをもう一口食べてみる。

 

 うん、今回は特別うまくできたかも。

 

 隠し味に入れたあの子がなかなかいいアクセントになってるのかも。

 

 食材を残すのはよくないって子供のころからママに教わってきた。

 だから残ったあの子もうまく活用しなくちゃいけない。

 

 少しずつ料理に混ぜて、みんなに食べてもらわなくちゃね……